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第124話
コーヒーブレイク4 〜ただの手抜き〜
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「今回の趣旨」
今回は、著者の趣味と息抜きです。読者のことは全然考えていませんので悪しからず。ただ、環境破壊が進み、農地、森や林が、次々と家や工場、ソーラーパネルに転用され、更に、用水路や河川が3面コンクリート張りの直線化されています。加えて、イエネコによる野生生物の殺傷が増えていく現状では、現在身近に見られる野鳥を、せめて写真として残すことに意義があると思います。
著者 坂田 明治
第124話 コーヒーブレイク4 〜ただの手抜き〜
ついに新しいコンパクトデジタルカメラが来た。このカメラの倍率は、
光学125倍だ。まあ、デジタル倍率はどうでもいいとして、更に、鳥モードという機能が搭載されている。他にも、連写機能や、4倍速動画撮影(要するに、再生すると1/4の速度になるスローモーションなど色々な機能が実装されている。ちなみに、今まで使っていたデジカメは、光学デジタル合わせて40倍だった。 これでばっちし鳥の写真が撮れると思って使ってみたが、実際はうまく行かなかった。どうも少しボケてしまう。腕がヘッポコなのはともかくとして、手がふらついていて、倍率を上げると、鳥が視野の外に出てしまったりしていた。とても手振れ補正でなんとかなる問題ではない。
とは言え、手を動かないようにするのは無理なので、一脚を使ってやってみたら、やっぱりうまく行かなかった。そもそも、カメラをバッグから出し、一脚を取り付けて準備している間に鳥はどっかへ行ってしまう。間に合ったとしても、鳥は動き回るので、一脚を付けたままカメラを動かさなくてはならい。で、結局、一脚は使わなくなった。
まあ、失敗したやつは消せばいいのだし、色々やってみると、倍率を上げすぎないようにすれば、それなりにうまく行くことがわかってきた。とにかく、手が動いても、その影響があまりでないようにすると、鳥モードは非常に強力であった(手動でもピント合わせできるが、それでは遅い)。なお、以下の写真では、鳥を中央にして撮ったつもりだけど、微妙に(大幅にだろ)ずれてしまったりする。
ともかく、自転車でカメラと双眼鏡を持って鳥の撮影に行くのだけど、当然のように、鳥はポーズをとってくれない。また、餌で鳥を買収するようなことはしないし、いつまでもじーーーっと待っているようなこともしない。ただの偶然によって写真を撮るだけだ。これ、自転車で行く途中、電柱や電線などで見かけたときは写真を撮っている。道路と電柱電線と空をキョロキョロしなが自転車を走らせていて、どう見ても不審者にしか見えないような気がするが、気のせいだよね。
まずは、ヒワちゃん(カワラヒワのこと)。こいつ、なんかえらく凛々しい顔してるな。
川へ行く途中、用水路の脇を通ると、セミタン(カワセミのこと)がいることがある。この辺りが縄張りらしい。
帰ってくるときにもいることがあり、このときは光の向きが逆になっているため(影を見れば光の向きがわかる)、色が違って見える。
また、魚を獲りに飛んだ瞬間の写真も撮れた。
一方で、セミタンがイエネコに殺傷されるようなことも起きている。今まで、聞いた目撃情報では、ツバメやコゲラもイエネコに殺傷されているようだ。他に、アヒルのヒヨコが何羽も殺傷された。国や自治体は被害者の訴えを無視し、せいぜい、ネコの外飼い禁止というお触れを出しただけで何もしていない。
それはともかく、以下は鳥モードの威力を示す写真だ。どうやら、鳥モードは、ピントを合わせるためのビームを絞っているらしく、枝を避けてビームを当てると、写真のように枝の入り組んだ中にいるメータン(メジロのこと)の写真が撮れる。
ちなみに、メータンはイジワルスズメに追い払われてしまった。こいつら、自分より小さい鳥に対しては意地悪ばかりしやがる。
これも、鳥モードの威力を示す写真だ。電線の間からトンちゃん(トンビのこと)の写真が撮れた。
まあ、こんなのもある。停まっているトンちゃんに他のトンちゃんが攻撃してきた瞬間の写真だ。
木に停まっているトンちゃんもちゃんと撮れた。
電柱に停まっているトンちゃんにカラスが嫌がらせをしている写真もある。なぜか、カラスはトンちゃんを見つけると嫌がらせをしに来るが、トンちゃんはあまりカラスを相手にしていない。
そうそう、鳥と言ったら、飛んでいる所を撮りたいものだ。これ、チビ鳥では動きが速すぎて、とても対処できないが、ある程度大きければ何とかなりそうだ。と思って鳥モードでトンちゃんを撮ったら、この写真のように失敗してしまった。
あまり倍率を上げると視野から見失ってしまうため、ほどほどにしてたが、手が動いて、ビームがどっか変な方へ行ってしまったのだろうと思う。それならば、オートモードにして、ビームの範囲をある程度広くすれば、多少の手の動きに影響されなくなり、今度はうまく撮れた。ちなみに、こいつら、喧嘩してるのか、じゃれているのか不明だが、ずーーーーっと一緒に飛んでいた。
高いところに停まっているのはトンちゃんだけでなく、ボーちゃん(チョウゲンボウのこと)もいたりする。こっちはトンちゃんと違い滅多に見ることが出来ない上に、さっさとどっかに行ってしまう。飛んでる所が全然撮れないな。
鳥の中には、あまり飛ばないで歩き回る奴もいる。すけべおっさんキジだ。こいつらは割とよく見かけるが、若いねーちゃんキジは滅多に姿を見せない。大体が、メスどうしで群れていることが多く、しかも、たまに見かけるとカメラを持ってなかったりする。まあ、しばらくは若いねーちゃんキジは撮れないだろうな。
ところで、すけべおっさんキジは歩き回っているか、草むらに隠れていることが多い。このときに、倍率を上げて鳥モードを使うと、意外と撮れたりする。
ところが、倍率を下げると、腕がヘッポコだというのはおいといて、ビームが手前の草に当たってしまい、必ずしもピントが合った状態にならなかったりする。倍率もよく考えなければならないな。
こいつらは、草が刈れても、枯草の間にいたりして、反って目立つのではないかと思う(若いねーちゃんキジは見えにくくなるけど)。
ここから先は水辺の鳥だ。最初は、青詐欺師(アオサギのこと)だ。こいつは、水鳥のくせに、やたらと電柱の上にいる。詐欺だよな。
次は、ビロサギだ。ビロサギはシラサギのことで、白いサギを全部まとめてシラサギと呼んでいる。シラサギには、コサギ、チュウサギ、ダイサギがいるが、面倒なのでまとめてシラサギでいいよね。ついでに、なんでビロサギと言うかだけど、白バイがビロビロっとしていることからビロバイと言うのと同じ理由による(もちろん全部ウッソー、と言うより、ちょっと何言ってるかわからないな)。
こいつらはでかいし、優雅にゆっくり飛ぶので、比較的、飛んでる所は撮りやすい。ただし、トンちゃんみたいに何回も旋回しないので、飛んでるのを見かけたときに、カメラが撮影できる状態になってるかによる。
状況次第だけど、ビロサギは連写機能を使って撮るといい感じに撮れる。
まあ、こいつらは、よく浅瀬で大量にたむろっていたりする。黒いのは、ウっちゃん(カワウのこと)だ。
ウっちゃんも比較的でかいし、よく飛んでいて写真に撮りやすい。
状況によっては、こんな大群で飛んでいたりする。
余談だが、こいつらのせいで漁業関係者は困り果てている。やたらと、あっちこっちへ行って魚、特にアユを食いまくるそうだ。しかも、野生生物保護法のせいで、こいつらに手出しできないとのこと。そもそも、この法律、環境破壊型生物がやたらと増殖ることを促し、おかしいとは思わないか。
最初の方で鳥はポーズをとってくれないと書いたけど、カメラを向けると、ドブガモのドブちゃん(カルガモのこと)はちゃんとポーズをとってくれた。まあ、警戒して首を伸ばしたんだろうけどね。
こんな風に、首を縮めて丸まっているいるやつもいた。
また、うまく擬態して寝ているのもいた。右下の方が白っぽくなっているのは場所の影響だ。
なんかの水草を食ってる奴もいた。
ドブちゃん並みに、結構あっちこっちにいるのがピッピ(コガモのこと)だ。
こいつらも、セミタンみたいに、光の当たり方によって印象が変わる。
カモ類は、飛行速度が速いので、飛んでる所を撮りにくいが、それでもピッピのメスが飛んでる所が撮れた。
こいつが有名なカモネギちゃん(マガモのこと)。カモがネギしょって鍋に飛び込むというような不届きな例にたとえられている。アヒル大好き人間にとってはとんでもないことだ。知っていると思うが、アヒルはマガモを飼いならしたもの。アヒルとマガモの交配種であるアイガモなんてのもいるが、白くて、人間に懐いた(と言うより利用してる)やつの方が知能が高くずる賢い。
それから、こいつら、光がうまく当たると顔が光って見えたりする。
この際だけど、鳥は後ろを向いて、翼の間に嘴を入れて寝たりすることが多い。寝てなくてもやっていたりもする。なお、手前には枯草が生えていたので、そいつがボーっと写っている。
また、カモ類は、水浴びというか、水面でばしゃばしゃしたりした後、バタバタと羽ばたいたりする。その瞬間がこれだ。
今度は、金目様ハジロー軍団(キンクロハジロのこと)だ。
横が白いのが、オスで、茶色いのがメスだ。
ちなみに、金目様は、昔の忍者もののスーパー時代劇に登場した、人間が乗って操縦する巨大ロボットだ。これ、つまり人間が乗って操縦する巨大ロボットがTVで出たのはこの作品が最初ではないかと思う。そういえば、歴史上実在した人物を出していたが、どっかの国策放送局の大河ドラマというやつは実在した歴史上の人物を出しているで、その点、スーパー時代劇と変わらないじゃないかと思う。そもそも、脚本があるということは、実際とは別に、脚本家の想像によって物語を組み立てていることだろう(史実に忠実なら脚本なんていらなくね)。「なら、スーパー時代劇と何が違うのか。」と言ったらボロクソに文句を言われたことがある。それだけ文句を言うということは、痛いところを突かれたということだな。
水辺の鳥は、基本的にみんな仲がいいので、金目様ハジローとバンちゃん(オオバンのこと)が一緒に泳いでいる。
次の写真は、金目様ハジローの得意技だ。こうやって、ゴミに擬態している。この状態がよく目撃されている。
ちょくちょく見に行けば、こうやってひっくり返って羽繕いしているのが見られたりする。ラッコみたいなことしてるな。
もっと積極的に動き回るハジロー君もいる。ホシノハジロー君(ホシハジロのこと)だ。
もうちょっと拡大するとこんな感じ(オスだよ)。
メスはこんな感じ。
以下の写真は、メスが水面でバシャバシャとしているところだ。
オスがバシャバシャとしているところもある。
足上げて、ひっくり返って羽繕いしているのはこんな感じ。それにしてもでっかい足だ。
金目様ハジローと一緒にいたバンちゃんはこんな感じだ。
こいつらが、水中の藻かなんかを狙って潜水しようとしてる写真がこれだ。
バンちゃんは大きな群れを作るらしく、こんな風に群れている。
こんなのもいる。リーゼントガモのリーゼンちゃん(カンムリカイツブリのこと)だ。
向こうむいてないで、こっちをむいてくれと思っていたら、こっちをむいた。頭のリーゼントがそれなりに見て取れる。
リーゼンちゃんはともかくとして、ブっちゃん(カイツブリのこと)は小さくて、撮りにくい。この個体は後ろの方の羽がびょんちょになってるやつだ。
一応、羽繕いしていたりする。
ブっちゃんの小ささは、他のカモと一緒にいるとよくわかる。この写真は、ブッちゃんが、カモネギちゃんのメスと、ホシノハジローのメスと一緒にいるところだ。
ブっちゃんはよく潜るので、潜る瞬間の写真を狙って、やっと撮れたのがこの写真だ(こっちは寒くて風邪を引きそうになった)。
まだまだ、撮れてない鳥も多い。特に、チビ鳥は動きが速く、じっとしてないので難しい。なんとかしたいが、まあ、そのうちなんとかなるかも知れないな。
こんなテキトーな作りにしても、ページ制作にあたると、いかにも何か意味がありそうな感じになるからいいや。
完
2026年1月11日
著作者 坂田 明治(あきはる)
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