1888年 染色体

特殊な色素を吸着し、細胞分裂の際に複製される核内の物質は、糸状棒状または環状に見えることが すでに明らかにされ、染色質もしくはヌクレインと呼ばれていた。 しかし、ここで新しい名称がつけられ、これがその後ずっと使われることになる。

ドイツの解剖学者 Wilhelm von Waldeyerが、「色(color)」と「体(body)」をあらわすギリシャ語をとって 「染色体(chromosome)」という名前をつけた。